【介護記録を3倍速く】音声入力の活用術|フリック入力が苦手でも「喋るだけ」で記録が終わる時短ワザ
「申し送りの準備が終わらなくて、定時に帰れない……」
「スマホのフリック入力やPCのキーボード操作が苦手で、記録に時間がかかってしまう」
介護現場で働く皆さまにとって、避けては通れないのが「記録業務」の負担です。しかし、今お使いのスマートフォンやPCに備わっている「音声入力」を使いこなすだけで、その悩みは劇的に解消されるかもしれません。
講師のあやトロ先生も推奨する、「手入力より3倍速い」音声入力活用術をご紹介します。
音声入力はフリック入力の「約3倍」速い!
一般的に、人が1分間にスマホで入力できる文字数は40〜60文字程度と言われています。一方、音声入力であれば、1分間に150〜200文字をテキスト化することが可能です。
つまり、今まで15分かかっていた記録が、わずか5分で終わる計算になります。特別なソフトを導入しなくても、皆さまが普段お使いのデバイスには、すでにこの強力な「魔法の杖」が備わっています。
【PC編】事務所でのデスクワークも「声」で爆速に
PCでの記録入力が苦手な方にこそ、ぜひ試していただきたい機能があります。実はPCでも、マイクに向かって話すだけでスラスラと文字を入力できるのです。
- Windowsの場合:キーボードの 「Windowsキー + H」 を同時に押してみてください。画面上部にマイクのアイコンが現れ、すぐに音声入力が始まります。
- Macの場合:「システム設定」から音声入力をオンにし、指定のショートカットキー(デフォルトではCommandキーを2回押すなど)を叩くだけです。
介護計画書や日報など、長文を作成する際にこの機能を使えば、タイピングの疲れから解放され、思考を止めることなくスピーディーに書類を完成させることができます。
現場の「あるある」な悩みを解決!音声入力Q&A
便利なのは分かっていても、現場で使うには不安もありますよね。よくあるお悩みに、現場目線でお答えします。
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周りがガヤガヤしていても大丈夫?
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最近のスマホやPCは、驚くほど「人の声」を聞き分ける能力が高いです。
少々の生活音であれば、マイクを口元に近づけて話すことで、正確に聞き取ってくれます。どうしても雑音が気になる時は、Bluetoothイヤホンを活用するのも一つの手です。
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専門用語や方言はちゃんと変換される?
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驚くほど賢く変換されます。
「端座位」「端坐位」などの専門用語も、文脈から判断して正しく変換されることが増えています。もし一度で変換できなくても、一度修正して登録すれば、お使いのデバイスがあなたの話し方を学習し、どんどん自分仕様に育っていきます。
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利用者さまの前で独り言を言っていると思われない?
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「今から記録させていただきますね」と一言添えるのがコツです。
いきなり独り言のように話し出すのではなく、利用者さまに声掛けをしてから入力することで、「きちんと記録してくれている」という安心感や信頼感に繋がります。また、電話をしているようなポーズでスマホを持つと、周囲の目も気になりにくくなります。
記録の「時短」が、ケアの「質」を向上させる
音声入力を活用するメリットは、単なる時短だけではありません。
- 情報の鮮度を保てる: ケアの直後に「声」でメモを残すことで、記憶が薄れる前に正確な情報を記録できます。
- 身体の負担が減る: ずっと下を向いて小さな画面を操作する必要がなくなり、首や肩のコリの軽減に繋がります。
- 利用者さまとの時間が増える: 記録時間が短縮された分、もう一杯のお茶を淹れたり、もう一言お話を聴いたりする「ゆとり」が生まれます。
ICTは「心にゆとり」を作るための道具
ICTツールと聞くと「難しそう」と感じるかもしれませんが、音声入力は「スマホやPCに話しかけるだけ」の、最もシンプルな活用術です。
あやトロ先生も仰るように、ICTは決してスタッフを楽にするためだけのものではなく、「生み出した時間で、より良いケアを届けるため」のものです。
まずは今日、自分の名前をスマホに吹き込むところから始めてみませんか?その一歩が、あなたと利用者さまの笑顔に繋がるはずです。
監修:あやトロさん


